社寺建築

伝統の技を後世に残すことも使命です

江戸時代から培ってきた圧倒的な宮大工の技術と
豊富な知識、自社一貫体制でこだわりの社寺建築に取り組んでいます。

施工例

神霊の通り道
神霊の通り道として棟木を2本にし、中心を空けてあります。拝殿の屋根タルキは社殿の中心からずらしました(中心は神霊の通り道)神の通り道である奥の殿(神殿)には棟木を使用しません。
屋根と瓦
屋根を上から見ると六画になるようにし、屋根瓦を扇状に並べました。六画は神仏を呼び込む形状といわれています。また、瓦の山と屋根タルキをそろえたことで落ち着き、穏やかに見えます。
虹梁と柱
神殿のすべての柱を虹梁で繋いでいます。柱と一体化することは、すべてがつながっていることを表します。また虹梁には生霊、死霊、悪霊を消滅させる働きがあります。
筋違いを使用しません
本来の日本建築では筋違いを使用しません。筋違いの取り付け部分に力が集中し、建物の崩壊を早めるからです。古来より日本建築では力を分散させるように建てていました。
また、結界ともいわれ嫌われてきました。
国産材にこだわる
木は育ったところの神が宿るといいます。輸入材では他国の神にお参りすることになってしまいます。日本の神が宿っている木材で社寺を作り、日本の神にお祭りできるよう造ります。
彫刻
大和絵による絵付けで、木鼻の造形から、虹梁の深彫り・浮き彫りなどを得意としています。